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今憲法改正できないなら金輪際できない

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 ウクライナ戦争を受け、専守防衛平和憲法非核三原則の無意味さをさすがに平和ボケ日本人も悟ったと思います。ウクライナと日本の唯一の違いは他国との同盟関係があったかどうか。それ以外はウクライナより日本の方が平和ボケは深刻です。

 日本国憲法の前文に「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。」とありますが、まずこれが最大の欺瞞です。日本の周辺諸国のどこに公正と信義を貫く国があるでしょうか?私の解釈は、日本の平和憲法は公正と信義を貫く国(そんな国はどこにも存在していないが…)に対してのみ適用され、ならず者国家には何をしても良いと思っています。ですからならず者国家に対して自国を守るために国防軍が必要だし核武装もすべきという考えです。

 そもそも国連憲章第51条に「この憲章のいかなる規定も、国際連合加盟国に対して武力攻撃が発生した場合には、安全保障理事会が国際の平和及び安全の維持に必要な措置をとるまでの間、個別的又は集団的自衛の固有の権利を害するものではない。」と独立国の国防の権利を謳っており、日本国憲法反日左翼憲法学者の言うように自衛戦争すら放棄しているのであれば重大な国際法違反です。

 世界の常識として国内法と国際法のどちらが優先かは言うまでもありません。もし日本が憲法を最優先というなら国連を脱退しなければならなくなります。ですから独立国の権利として国防軍を持ち集団安全保障体制に加わるのは当然だし、憲法が間違っているなら正さなくてはなりません。

 今回のウクライナ戦争で常任理事国のロシアが露骨な侵略をした時点で国連体制は崩壊しました。ならば日本は早急に憲法改正してまともな国防ができる国にしなければならないのに、国民の間からも政治家からもそのような声は聞こえてきません。一部の目覚めた人は声を上げていますが、大多数は平和ボケのまま。ウクライナのように実際にならず者国家に侵略され犠牲者が出ないと分からないんでしょうか?しかしそうなった時点で詰んでいますから、本来ならその前に正さなくてはならないはずですよ。

 小野寺五典さんは、宏池会の中では唯一といってよいまともな政治家ですが、彼を外務大臣に推した麻生さん、安倍さんの声を無視して岸田総理は林芳正を起用しました。岸田さんとしては小野寺さんが外相になってまともな発言をされると困るんでしょう。岸田派を乗っ取られかねませんからね。林も岸田派を乗っ取りかねませんが、彼は馬鹿だから外相に起用して自滅してくれるのを待っているんでしょう。

 自分の党内事情、派閥事情のために人事を決める岸田総理は国賊だと思います。このような未曽有の危機に岸田さんのような覚悟もない国家観も国防意識もない人物を総理に選んだ日本の不幸を嘆くしかありません。それでも国民が目覚めて声を上げれば、岸田総理を退陣に追い込み高市さんのようなまともな総理に代わる可能性もある。

 ですから私は蟷螂之斧かもしれませんが、地道に声を上げ続けているんです。