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ロシア軍サリン使用か?

ウクライナ侵攻】ロシア軍が化学兵器使用か サリンの可能性


 2月24日に始まったロシアのウクライナ侵略戦争。最初ロシア軍は鎧袖一触でウクライナ軍を粉砕し簡単に勝利すると世界は見ていました。ロシア自身もそう思っていたでしょう。ところがウクライナ軍民一体の猛烈な抵抗で数日間で勝利する予定が頓挫。NATO諸国も直接の軍事介入こそしないものの、武器援助、情報提供などでウクライナを支援しています。

 甘い見通しだったロシア軍は兵站も十分準備しておらず、現在では苦戦していると言われます。兵站面の困難さから最初から無理筋だったウクライナ首都キーウ(キエフ)攻略は大失敗。ウクライナ東部ドンバス地方とクリミア半島を結ぶ回廊の確保に作戦の主眼は移っています。

 碌な補給も届かないロシア軍は士気も崩壊し各地でウクライナ民間人を虐殺しているそうですから終わっています。恐怖でウクライナ人を支配しようとすること自体間違っています。親族を殺されたウクライナ人はますます敵愾心を燃やしますよ。ロシアはパルチザンの本場ウクライナを舐めすぎましたね。略奪強姦殺人も後を絶たないそうですから軍隊というより匪賊の類です。ロシアの民族性は変わらないという事。第2次世界大戦末期、日本人もソ連軍に同じ目に遭っています。

 このようなならず者国家は世界のために絶対に滅ぼさなければなりませんが、ひとまずの焦点はクリミア半島とドンバス地方を結ぶ交通の要衝マリウポリ攻防戦です。マリウポリを守るウクライナ軍は未だ頑強に抵抗しています。しかしロシア軍はマリウポリを包囲しておりウクライナ軍がこれを打通してマリウポリ守備隊を救えるかどうかが問題です。

 ロシア軍もウクライナ全土の占領やゼレンスキー政権打倒、傀儡政権樹立は諦めたようなので、体面を保つためにもドンバス地方の完全占領で一方的に勝利宣言するしかないのでしょう。その中で懸念される事態が起こりました。まだ未確認情報ながらマリウポリでロシア軍が化学兵器サリンを使ったのではないかとのこと。

 サリンと言えば日本人はオウム真理教による1995年の地下鉄サリン事件を思い出します。カルト教団がこのような極悪非道のテロ行為を起こしたことは当時衝撃でしたが、ロシア軍はシリアでもサリンを使った民間人大量殺戮を行っています。本来なら当時経済制裁でロシアを潰しておくべきでした。

 そして道義心を完全に無くしたロシア軍は、ウクライナでも使った可能性はあります。誤報なら良いのですが、事実であったらNATO軍は介入すべきです。それほど重大な事件だと思います。言い訳無用の極悪行為、国際法違反の犯罪です。地上部隊を送れとは言いませんが、ウクライナ上空に飛行禁止空域を設定しロシア軍機が侵入したら撃墜すべきです。

 真偽不明ですがロシア軍のサリン使用の可能性、皆さんはどのような感想を持たれましたか?