ドイツ国防省、南シナ海にフリゲート艦「バイエルン」派遣を発表…8月に出航し日米などと合同訓練を予定!
バイエルンと言えばブランデンブルク級フリゲートの3番艦。満載排水量4900トンでドイツ海軍では初めてVLS(垂直発射装置)を搭載した艦級です。最新のバーデン・ヴュルテンベルク級フリゲートが設計ミスと運用面での不見識からまともな作戦行動ができない中、1994年就役開始のブランデンブルク級4隻と2004年就役開始のザクセン級3隻しか十分な防空力はありません。バーデン・ヴュルテンベルク級は即応力は高いものの近接防空専用のRAM近SAMしか搭載していないため、VLSでシースパローやESSM(発展型シースパロー)を搭載しているブランデンブルク級とザクセン級はドイツ海軍にとって貴重な戦力であるはず。
それだけドイツも本気だという事なのでしょう。ドイツも日本と同様経済界は世界一の市場という幻想に溺れシナにどっぷり浸かっています。しかしアメリカが対シナ戦争を決意しそれに備えた動きをし始めた以上、どちらに付くべきかは馬鹿でも分かる。分からないのは韓国だけ。ドイツ政府もシナ陣営に付くことは無いにしても中立などしたら戦後欧米各国から袋叩きに遭うと思ったのかもしれません。
ドイツ海軍は日米豪やシンガポールとの共同訓練も予定しているそうで、南シナ海、東シナ海は西側主要海軍総結集になりそうです。イギリスもクイーンエリザベス空母打撃群が7月29日に南シナ海へ入っていますしね♪先日は台湾海峡を堂々と航行した米海軍のアーレイ・バーク級ミサイル駆逐艦マスティンが長江河口に接近するという嫌がらをしました。これシナにとっては屈辱ですよ。日本でいえば東京湾にシナ海軍の艦艇が堂々と居座っているようなものですからね。だからと言って攻撃すれば即戦争だし、歯ぎしりして眺めるだけだったのでしょう。
これを見ると有事は近いようにも思えます。欧米の対シナ挑発は度を越しているともいえるし、それだけ本気なんでしょう。かつて日本が受けたABCD包囲網以上の圧力を受けているシナ共産党政府がいったいどういう選択をするかは興味深いです。戦うも亡国、戦わざるも亡国で一か八かの開戦を覚悟するか、それともぐずぐずしているうちに西側の経済制裁で人民の不満が爆発し内戦で滅ぶか?私は前者の可能性が高いと見ています。というのも、何もしなければ習近平とその取り巻きの命が危ないからです。内戦まで至らなくても反対派の突き上げを食らい失脚、死刑が待っていますからね。
我々日本国民もオリンピックの熱狂の影で国際情勢は刻々と動いているという現実にも目を向けるべきです。アメリカはシナとの取引停止(最初は新疆綿使用企業対象)など着々と布石を打っています。日本の菅政権にこの危機感があるのか非常に疑問です。新型コロナで右往左往している場合ではない。
ドイツ海軍のバイエルン派遣のニュースを聞いていろいろな事を考えてしまいました。