鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

F-3の海外輸出とかいいから、ちゃんとまともな物を開発して欲しい

次期戦闘機の海外輸出を見据え開発を、自民党有志が政府に提言へ!

 

 自国のみだと調達コストが高騰するから海外輸出だとか、韓国みたいな世迷言言ってますね。まずはF-35を超えるとまではいかなくてもF-35に匹敵するくらいの性能を目指すべきでは?F-2並みの調達数なら調達費が高騰って、まさか調達数たった100機未満で済ませる気なのか?(呆)

 F-35が142機だからF-3は200機以上調達すべきですよ。じゃないとまともな国防はできません。だいたいどこの国に売る気か?韓国は論外だとして台湾に売るにしても、正直いつ敵になるか分かりませんよ。国際情勢は複雑怪奇、今仲良くても未来永劫仲が良いとは限らない。第2次大戦で仲間だった米英とソ連は大戦が終わると不倶戴天の敵になりました。冷戦期ソ連に対抗するためにシナに接近したアメリカは現在シナと一触即発の危機です。ですから近隣諸国への武器輸出は絶対にしてはいけません。

 欧州はイギリスのテンペスト、フランス・ドイツ・スペインはFCASとすでに次期戦闘機計画が始動しているのでお呼びではない。おそらくアメリカも買わない。いったいどこに売る気ですか?テンペストやFCASと海外輸出で太刀打ちできると本気で思っているんだろうか?(呆)性能はそこそこでも海外輸出のノウハウがなければ売れません。輸送機C-2や救難飛行艇US-2ですら売れないのにいったいどうしてF-3が売れると思えるんだろうか不思議でなりません。

 変な欲など出さずまずは国内でのみ使う前提でまともな性能の機体を作って欲しいですね。現在伝わってる情報だと完成すればF-3は素晴らしい性能になるはず。調達コスト高騰が問題なら200機と言わず300機くらい調達すれば良い話。今のままでは日本の国防は心もとないので防衛費は少なくとも倍増の10兆円くらいにはすべきです。そして次期戦闘機は日本の国防の根幹なので防衛費とは別枠で臨時国防開発費として毎年1兆円くらいは出すべきでしょう。国民の命がかかっているんですよ。

 F-3がまともな性能で完成し他国に羨ましがられるなら、こっちが断っても向こうからオファーが殺到します。この場合モンキーモデルが前提ですけどね。じゃないと日本の軍事機密がシナに漏れて逆に日本の国防が危なくなる。まあ海外に売れるとしても、テンペスト計画、FCAS計画が失敗し緊急で新戦闘機導入の必要性が増した場合だけでしょう。その場合西ヨーロッパ限定です。

 まずはF-3をまともな性能の機体として完成させるのが大前提。コストの問題はその後。国民の命より大切な物はないんですから。皆さんはどのような感想を持たれましたか?




追伸:
 F-3の海外輸出ができるようになったとして、ポーランドは最適かもしれませんね。ロシアへの強烈な牽制になる。万が一ポーランドとの関係が悪化しても日本には飛んでこれない。ロシアとドイツが発狂するので実現はしないでしょうが…。