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麒麟がくる、昨日の金ケ崎の退き陣はちょっと…

麒麟がくる】怒りにもだえる信長 悔し涙に40秒の「咆哮」… 染谷将太の演技が「すさまじい」

 近年にない面白い大河ドラマ麒麟がくる、ようやく金ケ崎の退き陣まできました。色々おかしなところは多いですが、最近の糞大河のように歴史を冒涜するほどの酷さはなく概ね我慢できる範囲です。

 金ケ崎の退き陣、あるいは金ケ崎の退き口というのは1570年織田信長が越前の朝倉義景を攻めた時妹婿の北近江浅井長政が裏切って挟み撃ちにされそうになり信長が撤退した戦いです。戦国大河では名場面の一つで木下藤吉郎秀吉が殿をつとめ主君信長の脱出を助け大出世の糸口となりました。家康が主人公の場合は家康が助け、他の人物(前田利家とか)の時は、その人物が助けようとしたりしなかったりで様々ですが主役が秀吉であるというのは共通事項でした。

 ところが今回の麒麟がくるでは光秀が主役で秀吉の活躍は全く描かれませんでした。利家とまつではそれまで秀吉と対立していたライバルの佐々成政が秀吉の悲壮な覚悟にうたれ鉄砲隊で助けるという感動の名場面がありました。今回光秀主人公なので秀吉が描かれないのは仕方ないのでしょうが、その前の大前提として今回のドラマでは光秀は信長に仕えておらず客将として参加していたはず。なのに客将の光秀に殿を任せますかね?脚本の矛盾が露呈しましたよ。例年の大河では光秀は既に織田に仕えているか織田と幕府に両属のはず。今後どのようにドラマが展開するか不安になりました。

 合戦シーンもほとんどなく、予算が無いのかね?と思いました。NHKの職員は平均1000万も給料もらっているそうですからこれを600万に減らして大河の制作費に充てるべきだと思いましたね。それぐらいしょぼかったです。それに浅井長政お市の方も描かれ方が雑。美人女優が演じるはずのお市の方、なんだかなあの人でしたな。決してブスではないが美人でもない。まあ光秀主人公で関係ないので別に構わないんですがね(苦笑)。

 この分じゃ姉川の合戦もまともに描かれることはないでしょうな。朝倉も浅井もあっさり描写ですからね。比叡山焼き討ちもナレで終わりそう。信長の狂気と恐ろしさを描く名場面の一つなんですがね。比叡山と言えば黄金の日々の高橋幸治信長は歴代大河で一番怖かった。正論を吐く光秀を一喝し「穏便に~」となだめる秀吉すら殺しかねない鋭い眼光、あれは夢に出ますよ。黄金の日々では信長の命令を忠実に実行し比叡山の僧俗を冷酷に皆殺しにする光秀(綺麗事は何だったんだ!)、信長の命令は尊重するも非情になれきれず女子供を秘かに逃がす緒形拳秀吉が良かった。

 もし麒麟がくる比叡山焼き討ちがあっても秀吉と光秀の描写は逆になりそうですね。今回の佐々木蔵之介秀吉はあまり好感持てない描かれ方です。蔵之介は風林火山真田幸隆が一番のはまり役かも?

 色々細かい不満は多いですが、麒麟がくるは近年にない面白さなので最後まで完走したいと思います。