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「スターリン、ついに降伏す!」 不定期連載『HoI Ⅱ・ドゥームズデイ』 リプレイ⑤

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 ついにここまで来ました。まず1枚目の地図を見てください。史実ではできなかったスターリングラードを制圧したドイツ軍。2枚目はウラル山脈東方でついに手を結んだドイツと日本。ソ連は風前の灯火です。
 しかし、完全降伏まで1年かかりました。戦場が極寒のシベリア、ツンドラ地帯。遅々として進まぬ進撃、しかし最後は日本陸軍航空隊の空爆を受けて、ドイツ装甲師団スターリン最後の拠点に突入。ここに巨大なソ連邦は滅び去りました。
 戦後処理ですが、当然幾つかの傀儡政権をたてて間接支配するものとばかり思っていましたが、なんとヒトラー旧ソ連領を併合してしまったのです。
 馬鹿なことをしたものです。よっぽど資源が欲しかったのか?本土ではない占領地はパルチザンが発生するため、常に治安部隊を駐留させておかなければなりません。広大な占領地をカバーするには相当な数の守備隊をはりつけないといけないのです。
 これから対英・米戦に突入するであろうドイツにとっては苦しくなるのではないでしょうか?もっとも日本も自分が占領したところは、分け前として貰ったので同様ですが。こっちは、対米戦をにらんで航空部隊の大半と、陸軍の精鋭部隊の本土帰還計画を実行中ですからまったく問題なしですが。

 それよりも中国国民党政府の出方が気になります。いつのまにか共産党を滅ぼし中国大陸を統一しています。しかも日本軍のおこぼれにあずかり中央アジアに広大な占領地を保有しています。同盟していても日本の生産を妨害するスパイを潜入させたりして背信行為をくりかえしてきていますので、いつ裏切るか心配です。アメリカから甘いえさをちらつかされるとあっさり寝返りそうです。

 満州バイカル湖周辺に有力な機甲部隊を配し、まさかの事態に備えなければなりません。そして裏切った瞬間、国境を越えて鉄槌を加えなければなりません。対米戦、対中戦をにらんだ布陣にする必要があります。

 ここしばらくは、外交画面に釘付けです。ドイツ、アメリカ、中国この3カ国は常に監視する必要があります。次回でおそらく最終回。世界がどのように動くのか、まったく予想のつかない歴史が待っているはずです。