2019-09-04から1日間の記事一覧
ソ連・ロシアの誇る第4世代戦闘機の両雄Su-27フランカーとMiG-29ファルクラム。現在では第5世第戦闘機としてF-22、F-35が登場したので色褪せましたが、それまでは西側のF-14、F-15、F-16、F/A‐18E/Fやユーロファイター タイフーンやラファール(最後の3つは…
かつて第1次世界大戦でも第2次世界大戦でも一方の主役として精強を誇ったドイツ軍。一般の方も戦車王国ドイツ軍というイメージを持たれる方が多いでしょう。ところが近年ドイツ軍の戦闘力は目に見えて落ちています。 空軍の主力、ユーロファイター タイフー…
ニュースなどでよく聞くロシアの地対空ミサイルS-300、S-400。近頃では最新型のS-500まで登場しました。これらがどれくらいの性能なのか気になったので調べてみました。ちなみに右の2つは、参考までに似たようなシステムのアメリカの地対空ミサイルを載せて…
最近、兵頭二十八さんの『日韓戦争を自衛隊はどう戦うか』という本を読みました。日韓戦争云々に関する記述はそれなりでしたが、世界と日本の攻撃ヘリの現状、日本の国情に合った防衛力整備は攻撃ヘリ偏重ではなくスーパーツカノなどのCOIN機(不正規戦など…
ランチェスターの法則とは過去記事でも書きましたが戦争における兵士の損耗を数理モデルを使って説明した法則で、敗者が全滅した時勝者はどれほど生き残れるかを示しています。前近代の戦闘を扱った第1法則では両軍の兵力の差が勝者の生き残り数、近代の戦争…
ほとんどの方は知らないと思います。1586年出羽国最上郡と雄勝郡の境あたりで起こった最上義光と小野寺義道との間に戦われた合戦です。現在の地名で言うと山形県金山町大字有屋あたりから、秋田県側の湯沢市秋ノ宮あたりにかけて。ただし峠がどこにあるかは…
本能寺の変の直前、織田信長の領土は尾張・美濃・伊勢でざっと150万石、信濃・上野でざっと100万石、北陸の越前・加賀・能登・越中でざっと150万石、近江・山城で100万石、摂津・河内・和泉・大和で100万石、丹波・丹後・但馬・因幡で60万石、播磨で50万石と…
私の悪い癖は、一つの事を書くとその関連も調べたくなることです。前記事九頭竜川の戦いの兵站考察以来、ずっと一向一揆について考えています。 最初に、雑談から。国民的歴史作家司馬遼太郎に『大盗禅師』という作品があります。かなり昔に読んだ本で記憶が…
九頭竜川の合戦は、1506年越前の戦国大名朝倉氏と加賀一向一揆との間に行われた合戦です。この戦いに関しては以前記事に書いています。 『九頭竜川の合戦 - 朝倉氏、戦国大名への試練 -』 という記事です。 朝倉軍2万は一向一揆20万の大軍の侵攻を防ぎ戦国…
手抜き記事で申し訳ない。世界史難攻不落シリーズで精力を使い果たし、日本編は簡単に紹介するにとどめます。さらにランキング形式も止めます。時代背景、条件によって変わりますので。 【沼柵】 平安時代中期、後三年の役の主要舞台の一つ。秋田県横手市。…
よほど日本史に詳しい方じゃないとご存じないと思いますが、甲斐氏は越前・尾張守護で三管領家(室町幕府の最高職管領になれる家柄、斯波・細川・畠山氏のこと)斯波武衛家(斯波氏の嫡流)の執事(筆頭家老)を務めた家です。 越前(現在の福井県の大部分)…