話はアンゴラの戦い直後まで遡ります。スルタン・バヤジット1世が捕虜になりどう足掻いても挽回不可能だと悟ったイェニチェリ軍団は驚くべき行動に出ました。王子の一人と大宰相を擁して戦場を離脱したのです。これはスルタン個人ではなくオスマン朝そのもの…
1389年コソボの戦いで勝利するも戦場に倒れた父ムラト1世に代わって即位したバヤジット1世(在位1389年~1402年)。ただ彼の即位はスルタン位継承の障害になる兄弟たちを殺すという血塗られたものでした。以後、即位時に兄弟を殺す事は先例になります。 即位…
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