鳳山雑記帳はてなブログ

立花鳳山と申します。ヤフーブログが終了しましたので、こちらで開設しました。宜しくお願いします。

煽りとかそういうのは別で韓国空軍はいいかげんF-5Eを退役させた方が良いよ

韓国空軍の戦闘機「F-5E」また墜落、操縦士殉職…「命がけで乗らなくてはならない機種」


 F-5EタイガーⅡといえば、懐かしのエリア88で主人公風間真の愛機として有名です。とはいえ別に高性能というわけではなく操縦性が良好で性能もそこそこな軽戦闘機です。安価なことから西側諸国を中心に数多くの国が採用しましたが、なにせF-4ファントムと同世代でさすがに現在では旧式化が目立つためほとんどの国では退役しています。

 日本のF-4EJ改ファントムⅡも2021年3月ようやく全機退役しました。数年前日米共同訓練に参加したF-4EJ改を見て米軍パイロットは「まだ現役で飛んでいるのか?」と驚いたそうです。日本の場合整備能力が高いので導入から40年以上たっても稼働できたと思います。一方、韓国は整備能力も適当で部品供給もなおざり、共喰い整備が得意技という情けない状態。最新のF-35Aですら契約違反のブラックボックスを勝手に開けたあげく元に戻せないまま飛行させ故障を起こし胴体着陸させるという荒業。これではパイロットが可哀そうです。

 日本のような信頼できる整備なら話は別ですが、韓国の場合老朽化した機体に乗るのは命がけです。今回殉職されたパイロットのご冥福をお祈りいたします。他人ごとなので韓国の勝手ではありますが、北朝鮮相手ならF-16で十分なはず。F-15KでもオーバーキルなのにF-35A採用ですから本末転倒も甚だしい。もっとも韓国は日本が仮想敵国ですから最新の機体が欲しいんでしょうね。

 ところで韓国のF-35A重整備問題は解決したんでしょうか?日本の重整備拠点MRO&Uは韓国が言う戦犯企業の三菱重工が運営してますから、まさかいけしゃあしゃあと日本に持ち込む気じゃないでしょうね?日本はお断りですよ。なにかといちゃもんをつけて整備費用を踏み倒す危険性が高いですからね。韓国の場合は整備費用を踏み倒した上に、整備不良があったと言いがかりをつけ賠償金すら要求しかねません。万が一日本で受け入れるにしても完全前払い、リスク分を上乗せして2倍額要求すべきです。そして一切のクレームは受け付けないと事前に念をおしてからでないと受け入れしては駄目です。

 でも恥知らずの国ですから、ずうずうしく高飛車な態度で日本に重整備で持ち込む気なんでしょうね?私の予想では三菱は戦犯企業だから賠償のかわりにタダで整備しろとか言いかねません。話は戻りますが、もし韓国がF-35ブラックボックスを開けたという話が本当ならアメリカは今後F-35を売ってくれませんよ。しかも部品の輸出も拒否するでしょう。イランと同じ扱いです。あくまで噂ですが、韓国はシナにF-35の機密を流しその見返りにシナからF-35の部品(もちろんパクリ品)の供給を受けるという話を聞きました。重大な裏切り行為ですよ。

 韓国空軍パイロットのために言うと、F-35の導入は打ち切りF-16を増やす。F-5Eは即退役。でも最新のF-16は日本円で200億円超えますから厳しくはありますな。中古で売ってくれる国を探すか?機体だけの値段ならF-35は100億円切っているからな。あくまで機体だけですが…。現実的にはKF-21が完成するまで我慢するしかないんでしょうね。パイロットの育成にも莫大な費用と時間がかかっているはずですよ。機体ばかりに目を向けパイロットの命を蔑ろにする軍隊、そして国はまともな国防などできないと断言します。

八重姫が強制的に嫁がされた江間小四郎は北条義時か?

 今年の大河は鎌倉殿の13人。その中で新垣結衣演じる八重姫が悲劇のヒロインとして出てきます。八重姫は伊豆の豪族伊東祐親の三女で流人だった源頼朝と通じ一人息子千鶴丸を得ます。ところが京の大番役から帰ってきた父伊東祐親はこれを知り激怒。千鶴丸を殺し頼朝と別れさせます。八重姫も強制的に江間小四郎という身分の低い武士に嫁がされました。ところがこれには異説がいくつもあり、息子の死と頼朝と別れさせられたのを悲しみ身を投げたとも、頼朝を追っていくも追手に追い付かれて殺されたとも、別れさせられた後病気になり亡くなったともいわれはっきりしません。

 一応八重姫自体は実在の人物ですが、曽我物語などでいろいろ脚色されているのでどのような生涯を送ったかは分かりません。ここで問題にするのは八重姫ではなく江間小四郎の方です。実は江間小四郎は北条義時の事ではないかという説があるのです。というのも義時の幼名は小四郎。そして江間を領地にしていました。ですが調べてみると、この事件があったのは吾妻鑑によると1175年ころ。義時は1163年生まれですからこの時12歳くらい。いくらなんでもこれは無いだろうと思います。

 しかも義時が江間の地を得たのは頼朝の鎌倉政権ができた後だそうです。江間小四郎は義時の幼名と偶然一致しますが別人だろうと言われています。古来様々な人が推理していますが、私が一番納得したのは江間小四郎はもともと伊東氏側の人間で伊東祐親が頼朝に敵対した時味方になったという説です。そして伊東祐親が滅ぼされたとき一緒に殺された。江間の領主がいなくなったので鎌倉政権ができた後恩賞として義時に与えられたというもの。こう解釈するのが一番自然なんでしょうね。

 伊東祐親も平清盛の嫡男小松内大臣重盛の家人だったため、罪人の頼朝と自分の娘が通じたのを知って青くなったのでしょう。今を時めく平家に睨まれると滅ぼされかねませんから。逆に北条時政は頼朝と娘の政子が通じたのを利用してのし上がろうとした。この差が明暗を分けたのかもしれません。懐かしの大河ドラマ草燃えるでは頼朝は八重姫も政子も別に愛しているわけではなく後ろ盾として伊東氏や北条氏を利用するための方便だったと描いていましたが、案外これが史実なのかもしれません。

 現在とちがい昔は惚れた腫れたで結婚できるわけはありません。結婚は家同士が結び付く事。流人で何の後ろ盾がない頼朝にとっては伊豆の豪族を味方に付けるための最善の策だったと思います。こう書くと身も蓋もない話になりますが現実はこんなものです(苦笑)。

岸田総理と林外相がアメリカからハブられているというのは本当みたいです

ドイツ外相、米国務長官と会談へ ロシアとの対話重視

 確かドイツは日本より新型コロナオミクロン株の感染者が桁違いに多いはず。岸田総理と林外務大臣の訪米希望を断られた理由が新型コロナ蔓延でしたよね。日本より条件が悪いはずのドイツの外相は招くんですよ。矛盾してますよね。日本でアメリカ自らが招こうとしたのは岸防衛大臣のみ。さすがに岸さんの訪米も本当に新型コロナ蔓延で中止になったそうですが…。

 穿った見方をすると、総理と外務大臣が自ら希望しているにもかかわらず訪米できないのに岸防衛大臣だけがアメリカから招かれるとなると世間に外聞が悪いので日本側が断った可能性もありますね。ドイツ外相の訪米に岸田政権は普通なら焦るべきですよ。ドイツ外相の訪米理由はウクライナ問題。台湾有事もウクライナ有事と連動する可能性が高いと言われていますから、重要性は日独で変わらないはず。そのために岸防衛大臣を招いて会談しようとしていたくらいですからね。

 林外相は変わる可能性ゼロだし、シナ利権にどっぷりつかっているとアメリカは見ているんでしょう。ですから彼の将来は絶望。岸田総理がバイデン政権からの信頼を取り戻したいのなら一刻も早く林外相を更迭することですよ。病気とかなんとか理由は何でも良い。アメリカからの信頼が厚い小野寺五典さんあたりを外相起用するしかないと思うんですがね。

 ただ岸田さんは救いがたいほどの鈍感なんで自分がアメリカから嫌われているとは微塵に感じていなさそう(苦笑)。危機意識も国防意識もゼロですからね。日本が平和な時だったら彼のような凡庸な総理でも務まったと思いますが、今の日本は存亡の危機にあると言っても過言ではない。台湾有事は日本有事に直結し国民に犠牲者が出るかもしれないんです。シナが救いがたい阿呆で台湾侵攻の際アメリカの参戦を恐れて日本国内の在日米軍基地や自衛隊基地を攻撃ぜず日本の重要インフラにテロ攻撃しなかったら人的被害とまではいきませんが、台湾周辺海域が戦場となるため日本に来る船舶は大回りしなければいけなくなります。それは輸送コストと保険料の高騰につながり日本の物価に直撃しますよ。特に石油や天然ガスなどエネルギー関係は深刻な危機になります。

 ネット番組で河野前統幕長が仰っていましたが、シナが台湾に侵攻する際一番可能性が高いのは台湾に浸透させている工作員を使って革命政権を樹立、革命政府の要請という形で人民解放軍が介入するパターンだそうです。このケースだと米軍も手を出しにくいですから。共産党独裁政権の常套手段です。ソ連のアフガン侵攻と同じですよ。

 台湾がシナの手に落ちたら日本は生殺与奪の権をシナに握られることになる。日本は資源のほとんどを海外からの輸入に頼っていますからね。台湾近海と南シナ海をシナに支配されたら、日本はシナの要求に唯々諾々と従うしかなくなります。韓国並みの属国に落ちぶれるでしょう。そうなったらアメリカはじめ自由主義陣営は日本を見限ります。武力侵攻でも狡猾な工作でも台湾失陥は日本亡国の道です。

 この危機が理解できないなら(林は間違いなく理解していなさそう…)岸田総理には退陣していただくしかない。一刻も早く高市さんに総理の座を譲るか、それが絶対に嫌なら岸防衛大臣に譲ってください。貴方の立場を守るために我々日本国民が殺されたらたまったものではない。

 皆さんはドイツ外相の訪米というニュース、どのように感じましたか?

今後石炭の重要性はますます大きくなるでしょうね

インドネシア】石炭輸出を全面禁止、韓国の需給ひっ迫

 韓国で尿素水に続き石炭も危機に陥っているそうです。韓国も日本同様石炭火力発電に頼り切っており石炭輸入量全体の20%を占めるインドネシアが発電用一般炭の輸出を今月末まで禁止すると発表したので備蓄が乏しい韓国で冬季の電力需要に懸念が出ているそうです。韓国はオーストラリアからの石炭輸入が全体の49%ありますからこちらを増やせばそれほど大きな問題にはならないと思います。

 日本の場合はオーストラリアからの石炭輸入が6割、インドネシアからは2割、ロシア、カナダから1割ずつだそうです。日本もオーストラリアとカナダからの輸入を増やせばよいだけですし、いざとなったら国内の炭鉱を再稼働させれば済みます。採算が合わなくなったから閉山しただけで石炭はまだまだ存在していますからね。それに韓国と違い日本はオーストラリアとは友好国ですしね♪

 それはともかく、今後石炭の重要性はますます大きくなるでしょう。電気自動車は破綻確実なので水素エンジン車が主流になると思ってます。水素は石炭から作られますし、火力発電もなるだけ二酸化炭素を排出しない新技術で生き残るはず。一番笑えるのはEUで、あれだけクリーンエネルギーを提唱していたのに電力事情がひっ迫すると原子力天然ガスもクリーンエネルギーに加えると言い出す始末。ドイツは最後まで反対したそうですが、だったらフランスの原発で作られた電気を一切輸入するなと言いたい。

 私は全く無知だったのでインドネシアがそれほどの石炭産出国だとは知りませんでした。調べてみるとボルネオ島東部が主な産出地だそうですね。ボルネオ島と言えば東部のパンジェルマシンとかバリクパパンは油田がありますよね。これはSLGの太平洋の嵐とか太平洋戦記で知りました(笑)。ボルネオ島は西部のブルネイでも石油が採れますから資源の宝庫です。

 石油しか採れない中東の産油国は将来厳しいかもしれませんが、インドネシアは石油と石炭がありますから21世紀も安泰かもしれません。ただ政情が安定しないのでどうなるかは疑問ですが…。日本政府も将来のエネルギー安全保障を見据えて資源確保、原子力発電の維持拡大、火力発電のクリーン化など本腰入れて取り組んで欲しいですね。韓国の場合は…頑張ってください(笑)。

12式地対艦誘導弾能力向上型について その2

f:id:houzankaitachibana:20220105093249j:plain

 先日の記事以来12式地対艦誘導弾能力向上型の潜水艦搭載についていろいろ調べているんですが、防衛省が公表したイメージ画像通りだと米軍のLRASMに似ていますね。LRASMは米軍が現役のハープーン対艦ミサイルの代替として開発している新型長射程巡航ミサイルで対艦目標と地上目標どちらにも使える優れものです。LRASMは空中発射型で射程800㎞、水上艦発射型で射程560㎞あります。

 LRASMはB-1Bステルス戦略爆撃機用としては実戦配備されていると思います。F/A-18E/F用とF-35用の空中発射型がテスト中というニュースを聞いた記憶がありますがこれが現在実戦配備されているのかどうかは分かりません。水上艦発射型もすでに2013年にはMk.41VLSでの発射実験に成功しているのでハープーンと完全に置き換わるのも時間の問題だと思います。

 12式地対艦誘導弾能力向上型が目指すのは射程1500㎞。これがLRASMと同じサイズだとすると空中発射型と水上艦発射型は問題なく搭載できるでしょう。問題は潜水艦発射型で、この形状だと魚雷発射管からの発射は難しいと思います。VLSを乗せるとしてもESSM(発展型シースパロー)やVLA(垂直発射型アスロック)用の通常サイズではなく、より大型でSM-3やトマホークを撃てるストライクレングスが必要になります。

 私のイメージでは、12式を水上艦発射型にした17式艦対艦誘導弾を想像していました。これならサイズ次第ですがすくなくとも直径は35㎝なので余裕で海自潜水艦の533㎜魚雷発射管に収まります。17式をベースにしたらタクティカルトマホークの53.1㎝までは直径を拡大できます。

 もし日本政府が本気で潜水艦発射型の巡航ミサイルを開発するならLRASM型のステルス形状ではなく葉巻型のトマホークタイプにすべきです。こうなると空中・水上艦発射型と潜水艦発射型で二種類の形状にしなといけないので時間がかかりそうです。海上自衛隊は潜水艦用の対艦ミサイルとしてハープーンも搭載していますが、潜水艦乗りはハープーン発射に消極的だそうです。というのもハープーンは発射の際騒音が大きく遠くからでも簡単に対潜哨戒機から補足されます。シナやロシアの対潜哨戒機にどれほどの索敵能力があるか分かりませんが、生存性向上のためには潜水艦から巡航ミサイルを発射するのは最後の手段ということになりそうです。

 となると緊急性を考えればまず空中発射型と水上艦発射型を先に開発し、潜水艦発射型は後回しにしたほうがよさそうです。そして潜水艦発射型はステルス形状ではなくトマホークのような葉巻型ミサイルにすべきだと個人的には思います。

ようやくまともになりつつある日本の国防、潜水艦発射巡航ミサイルに対する私見

「敵基地攻撃」検討を本格化へ、ミサイル防衛の重層化図る…政府の国家安全保障戦略


 日本政府は迫り来る危機に対し遅きに失しながらもようやくまともな国防戦略を検討し始めました。ただ時間が許すかどうかは非常に疑問です。敵が撃ってくるミサイルは核弾道ミサイルの他に核と通常弾頭の巡航ミサイル、最近は現在の防空システムでは物理的に迎撃不可能な極超音速ミサイルまで登場しました。

 まともな国防意識があるなら、専守防衛が第2次世界大戦の遺物で現代戦には全く通用しない化石のような概念だと理解できます。当時はミサイルもなく敵が上陸して初めて反撃できるという異常な概念ですから。本当に日本国民の命を守るなら敵がミサイル発射の兆候を見せたら即こちら側からミサイルを撃ち込んで破壊し発射させないことが重要です。これは国防の範疇です。実際は撃ち漏らしもあるでしょうから、日本に被害が生じたら何倍にも報復できる兵器も必要です。

 その意味では、潜水艦から発射する巡航ミサイルは必要だと思います。最悪の場合日本の自衛隊基地は敵の巡航ミサイル極超音速ミサイルの飽和攻撃で一時的に使用不能に陥っているでしょうから。艦船も横須賀、呉、佐世保舞鶴にミサイル攻撃を受けたら何隻稼働できるか疑問です。ですから、有事になる前に潜水艦隊は出港しておき、敵が攻撃したら報復できる体制作りが必要だと思います。

 日本政府は、この潜水艦発射型巡航ミサイルに12式地対艦誘導弾の長射程改良型を検討しています。現状12式は射程距離150㎞、改良型では1000㎞以上(1500㎞以上という話も)になるそうです。艦船発射型、航空機発射型、潜水艦発射型が開発中です。このうち、艦船型と航空機型は問題なくできると思います。

 問題は潜水艦発射型で、一部にはVLS垂直発射装置)を設けるべきだという意見もありますが私個人的には反対です。即応性から行けばVLSであることが望ましいんですが、自衛隊潜水艦の主任務は敵潜水艦の補足、破壊です。日本の潜水艦は他国に比べ静粛性に優れ潜航深度も600m以上あると言われます。これは最高軍事機密の一つなので断言はできませんが、おそらく西側ではアメリカのシーウルフ級に匹敵するかそれ以上だという話もあります。

 ソ連の原潜に対抗するため最高の技術を結集したシーウルフ級は、コストが嵩みわずか3隻しか建造されませんでした。これではロスアンゼルス級を代替できませんから、より安価でそこそこの性能であるバージニア級を米海軍は採用しました。これも軍事機密なのではっきりとは言えませんが、バージニア級の潜航深度は488m、圧壊深度で590mだと言われています。攻撃型原潜でVLS搭載ならこれくらいで十分なんです。通常動力型潜水艦はせいぜい20ノットくらいですからね。

 バージニア級のVLSは12基。理論上12発の巡航ミサイルを同時発射できます。その他米海軍は弾道ミサイル潜水艦を改造した改良型オハイオ級保有しており、なんと154発も巡航ミサイルVLSに搭載しています。日本が原子力潜水艦保有するなら話は別ですが、通常動力型潜水艦VLSを搭載するとどうしても潜航深度、圧壊深度が落ちてしまいます。水圧に耐えられるようにVLSの発射口を強化したらその分重くなり船体構造そのものが変わります。通常動力型潜水艦とくに日本の潜水艦は潜航深度が命。だとしたらVLSではなく魚雷発射管から巡航ミサイルを発射できるようにすべきです。

 実は自衛隊の潜水艦も対艦ミサイルのハープーンを搭載しています。ハープーンの中には地上目標を攻撃できるものもあり自衛隊も導入するという話を聞いた記憶があります。その後どうなったのかは知りませんが…。12式改良型の潜水艦発射タイプがハープーンくらいのサイズで収まれば搭載できると思います。ハープーンから発展した長射程対艦巡航ミサイルLRASMのサイズが分かりませんでしたがどれくらい大きくなったんですかね?あまりハープーンとサイズが変わらないとすれば、12式改良の巡航ミサイルの魚雷発射管からの発射もできそうな気はするんです。

 韓国が通常動力型潜水艦VLSを設けて巡航ミサイルを搭載しようとしていますが、通常動力型潜水艦の主任務を考えれば愚の骨頂だと思います。もっとも韓国は通常動力型潜水艦の潜航深度も低いと言われてますがね。結局は12式改良型のサイズ次第。533㎜発射管に収まるサイズなら海自潜水艦に搭載も可能だと思いますし、有効な報復手段になり得ます。新たにVLS搭載の潜水艦建造を検討するならアメリカからロスアンゼルス原潜の中古を買え!と言いたいですね。あるいはバージニア級を日本用にも建造してくれるよう頼むという手もありますが、時間がないのと米議会が認めるかどうかは疑問です。

 日本の国防の重要な問題ですから、12式改良型の巡航ミサイルがどうなるか非常に注目しています。